デジタル映像サービス
安くて高機能なパソコン・デジカメ・カラープリンタ・インターネットなどが普及したおかげで、フィルム時代と写真の楽しみ方が大きく変化しました。ご自身の手で写真を活用できるのです。さあ眠っていた写真たちに魂を吹き込んで復活させましょう。

写真フィルムのデジタル化サービス

フィルムからDVD-Rへ書き込み 写真をまとめてしまっている箪笥の引出しや本棚をさがしてみてください。たくさんの思い出がつまったフィルムが眠っていませんか? フィルムやプリントは時間が経つにつれ劣化・退色してしまいます。新しいフィルムであれば、できるだけ早い時期にデジタル化をすることによって劣化・退色を防ぐことができます。 逆に昔撮った写真はまったくダメなのかといえば、それがそうでもないのです。過去のものだから退色してもしょうがない。と諦めないでください。 デジタル化をすると、古いフィルムの現状以上の劣化・退色を止めるだけではなく、ある程度の復元が可能になります。昔の写真のデジタル化も検討してみてはいかがでしょうか。きっと当時の記憶が鮮明によみがえることでしょう。
当サービスでは各種フィルムをスキャンし DVD-R に書き込みお渡しします。データ量が多い場合は外付けハードディスクなどのほかのメディアへの書き込みも可能です。別途ご相談ください。
お客様が保存されているフィルムにはさまざまなものがあるようです。このページで紹介いたしました料金表につきましては基本的なものとして、諸事情に対応できるようできるだけ努力させていただきます。一度ご相談ください。
35mmフィルム ■ 35mm 480円+税/1本~
料金表など詳細を表示する
35mmハーフフィルム ■ 35mmハーフ 960円+税/1本~
料金表など詳細を表示する
スライドマウント ■ スライド マウント 60円+税/1コマ~
料金表など詳細を表示する
APSフィルム ■ APS 600円+税/1本~
料金表など詳細を表示する
110フィルム ■ 110フィルム 100円+税/1コマ~
料金表など詳細を表示する
16mmフィルム・内視鏡フィルム ■ 16mm 100円+税/1コマ~
料金表など詳細を表示する
プリント・アニメ・映画・生フィルムなどその他 ■ その他(プリント/映画/アニメ...)
料金表など詳細を表示する
ちょっとだけスキャン ■ ちょっとだけスキャン[実験中]
料金表など詳細を表示する

フィルムをデジタル化する意味

before
after
写真中央の緑色のツマミを左右に動かしてみてください。
上の写真をご覧ください。 右の大きい写真は左の小さい写真の黄色で囲んだ範囲を拡大したものです。 実は右の写真はフィルムを現像したときの同時プリントからスキャンしたものとフィルムから直接スキャンしたものを重ねて表示しています。左右で感じが違うのですぐ分かると思います。右側がフィルムからスキャンしたもの、左がプリントからスキャンしたものです。写真中の緑のツマミを左右に動かすと、表示される領域が変化して画質にどれだけの違いがあるかがよくわかります。いかにフィルムが優秀か感じ取ってもらえると思います。けっしてプリントを劣悪な環境下に放置したわけではありません。フィルムと同じ袋の中で30年以上眠っていたもので、フィルムとまったく同じ環境下で保管されていました。

そんなに優秀ならばフィルムのまま保存しておけばいいのでは?

ところがどっこい…
フィルムも劣化する
保存状態でフィルムはいかようにでも劣化します。フィルムだからといって安心しないほうがいいです。
フィルムのままでは観られない
いかにフィルムの画質が優秀だからといっても観られなかったしょうがありません。特にネガなんて何が写ってるか想像するのにも苦労します。写真は観てナンボです。観ないなら写真なんて撮らない方がいいです。資源と時間とお小遣いの無駄です。デジタル化してどんどん活用しましょう。
高性能フィルムスキャナが市場からなくなる
フィルムがどんどん無くなって来ています。今後増えることも期待できません。そのような状態で高性能なフィルムスキャナを生産して利益をあげられる企業はないでしょう。できることなら早くデジタル化を済ませたいものです。
上の写真について詳しくは徒然小ネタ集の「フィルムスキャンの力」をご覧ください。

スキャン・コース

当サービスではさまざまなニーズにこたえるために 5 つのコースと 3 つのオプションを設定しました。
RAWコース
すべての画質調整をご自身の手で行いたい方むけです。一枚の画像が仕上がるまでに手間暇がかかりますが、それも楽しめるという人には最適なコースではないでしょうか。RAW 現像には VueScan (※1) が必要です。
梅コース
とにかく低価格です。手軽に画像にされたい方むけです。キズやホコリなどの汚れはそのまま写ります。
竹コース
もっとも効果のある二つのフィルターをかけた高画質仕様です。キズ・ホコリ処理につきましては徒然の記事をご覧ください。
DNGコース
デジカメで普及している現像前のデータ形式です。竹コースと同じデジタル処理された高画質仕様です。ネガの場合はちゃんと色を反転させています。お客様がお気に入りの現像ソフトで現像することができます。※すべての現像ソフトでご利用いただけるかは分かりません。サンプルでお試しの上ご注文ください。
松コース
画質にこだわり、追求される方向けです。竹コースで十分画質は良いのですが、目で見ても分からない程度の精度にもこだわるならば松コースです。

オプション

竹コースと松コースにはオプションで、退色処理、シャープ処理、TIFF 出力を加えることができます。TIFF は各色 16 ビットの計 48 ビットで出力されるのでレタッチや加工を繰り返しても画質の劣化を防ぐことができます。
各コース内容早見表 (*はオプション)
コース RAW DNG
マルチサンプル 4回
2パス check
キズ・ホコリ処理 check check check
粒状ノイズ除去 check check check
出力フォーマット RAW JPEG JPEG
TIFF*
DNG JPEG
TIFF*
サムネイル check check check
退色処理 * *
シャープ処理 * *
コースとオプションを知っていただくために、スキャンの手順のページを作りました。ぜひコース選びに参考にしてください。

フィルムスキャナ

スキャナには解像度 4000dpi、16 ビット A/D 変換の最高級品(※2)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED を使用しています。
仕様および各機能説明
フィルム読み取り
スキャナー Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED
解像度 4000dpi
A/D変換 16 ビット/RGB各色
読み取りソフト VueScan
オプション機能
マルチサンプル 一画素につき4回読み取り、平均値をとります。(※3)
2パス 暗部を露出を変えて詳しく読み取ります。(※3)
キズ・ホコリ処理 フィルム表面上のキズやホコリの情報を検知・解析し、キズやホコリの軽減された画像を復元します。
粒状ノイズ除去 フィルム特有の粒状性ノイズを低減します。
退色復元処理 退色していないフィルムには適用されません。(退色状況により期待した効果を得られないことがあります。)
シャープ処理 画質にメリハリがつきます。
TIFF出力 RGB各色16ビット(JPEGは8ビット)かつ非圧縮の形式で出力します。
※1 VueScan
Hamrick Software 社のスキャンソフト。当サービスの RAW ファイルにはキズ・ホコリ除去用の赤外線情報が含まれています。これを処理するためには VueScan が必要になります。Linux/Windows/Mac OS9/Mac OS X に対応しています。
※2 業務用機械やフラットベットスキャナーとは品質が違います。
スキャンした画像のサイズが 4base、16base とあるのは業務用機械で、それぞれフィルム上の解像度に換算すると 1084dpi、2167dpi とさほど解像度は高くありません。 フラットベットスキャナーとはいわゆるコピー機の読み取り部分と同じ構造なのでフィルム読み取り専用のスキャナーとはもともと性能面で違いがあります。 現状では最高のスキャン方法と言えます。
※3 マルチサンプル / 2パス
どちらの機能も画像の暗部に効果があります。ここで説明するのは冗長になりますので、詳しくは Nikon の説明を参照するか、検索サイトで「マルチサンプル」などで検索してください。
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