生産終了以来手まったく手に入らないわけではありませんでしたが、そうお手軽なものじゃないです。オークションなどでデッドストックを買っても一本1000円以上するし、もちろん消費期限は切れてます。より大きいフィルムから切り出して自作するという手もありますが、治具も自作、作業も細かくて、よっぽどの器用さと熱意がないと無理でした。ここにきてたった780円で手に入るなんて…迷うことなく110カメラを復活させられます。
ただし、背面紙がないとのことです。露光してしまうのでカートリッジの穴も塞がれているのかな?120フィルムから切り出して作っているのでしょうか。サンプルの写真を見るとフィルムにスプロケットは開いているので自作フィルムより使えるカメラの幅がありそうです。
さて現像はどうする?
今回の話はフィルムカメラが好きな人には朗報だけれども、世間ではフィルムに関しては無くなるニュースばかり。生産終了、そして工場が無くなる、どうせ自分達では儲からない技術ならば、その技術丸ごと第三国にあげてしまえばいいのにと思います。OBや有志でコツコツ小さく回すとか。