まずは1962年発売のリコーオートハーフから。初めて手に取ってみたときは一見おもちゃのようなカメラなのに金属製なのでずっしりと重いです。そのおもちゃのようなかわいいカメラはシャッターを切ってみるとかすかなシャッター音が鳴ったかと思ったその瞬間すごい音でゼンマイがフィルムを巻き上げました。動いてる!力強さを感じます。いったいどんな写真が撮れたのでしょう。フィルムはコダックのGOLD100です。
使ったフィルム全体に渡って色が薄いような気がしました。レンズが曇ってるのかな。左がオリジナルで右は輝度と彩度を少しいじってみました。
写真は縮小してるのでわかりづらいですが、ピントが蛇口じゃなくてもっと後ろに合ってます…この例に限らず全体的に見て、ちゃんと焦点距離1.5mを意識して撮ったはずなのにもっと遠くにピントが合っているようです。この記事を書くにあたってメーカーの仕様を確認したら2.5mでした。それともレンズがダメなのでしょうか。いずれにしても生産から半世紀経ってるのに働いてくれるなんてすごいです。
次は1968年発売のオリンパスペン EE-2です。巻き上げがレバーではなくて写ルンですのようなギコギコまわすタイプです。フィルムはフジフィルムのVelvia100です。
オートハーフと比べてかなりシャープな絵になりました。左の写真はあてはまりませんが一本のフィルム全体的にアンダーな感じでした。フィルム感度を低く設定するか、ネガで撮るかが良さそうです。
今回使用したオリンパスペン EE-2です。かわいいですね~