最近とあるワークショップで初めて8mmを扱う機会ができました。初めての撮影と映写は感激ものです。その魅力に、ぐーーっと引き込まれそうですが、フィルムの高さがそれを思いとどまらせます。そんなこともあって、映写機を買いました。その映写機で実家からもらったフィルムをかけてみると。あれまーDVDにしてもらったものよりずいぶん綺麗に見えます。
これはいい!年に一回くらい呑みながら観るか!と行きたい所なのですが、このフィルム貰ったときから不穏な臭いがしていました。酸っぱいのです。そう、ビネガーシンドローム。このフィルムも近い将来グネグネの酢昆布になってしまう運命なのです。
業者にDVD化はしてもらったものの、もう少しましな画質にならないかと諦めきれません。 種類は違えど、フィルムのスキャンを生業としているので、とりあえずLS-5000EDでスキャンしてみることにしました。
上がスキャンで、下がテレシネです。スキャンした方が綺麗でした。少し希望が持てます。フィルムから取り込める範囲もテレシネよりずいぶん広いです。実際は画像の左側はスプロケットがあって、さらにその左まで露光されていました。なのでもっと広く写っています。これでドット数にして913x669です。残念ながらHD化はできません。無理やりやればできますが。
もし、フィルムの全コマを同様にスキャンできれば…