デジタル映像サービス
安くて高機能なパソコン・デジカメ・カラープリンタ・インターネットなどが普及したおかげで、フィルム時代と写真の楽しみ方が大きく変化しました。ご自身の手で写真を活用できるのです。さあ眠っていた写真たちに魂を吹き込んで復活させましょう。

徒然小ネタ集

写真やフィルムにまつわる小ネタ、デジタル画像にまつわる小ネタ、へぇそうなんだ、これって便利、ちょっとしたことを書き綴っていきます。

レッドスケール・フィルムのISO設定

知る
レッドスケール・フィルムで撮影するとき、フィルムの裏から露光しますので、まずハレーション防止層があって、そして各色のフィルターが逆の順番で適用されるはで、通常の露出計の情報はまったく役に立ちません。最初にハレーション防止層があるので、とにかくあたる光の量が減ることはわかります。つまりオーバーで撮るということですね。では、どれくらいオーバーに撮ればいいのか?やはり勘でしょうか。それでいいと思います。

先日 Flickr でこんな写真を見かけました。

ISO400のカラーフィルムからレッドスケール・フィルムを作り、EI を 16 ~ 500 と変化させて、各感度でどう写るかテストしています。これは参考になります。いや、分かってるんですけど、面倒なのと、フィルムがもったいないのとで、こういう実験には手が動きません。しかも、状況によってどうせ変わってくるんだろうと考えると勘でいいやとなります。

このありがたい結果を使わせてもらうと、だいたい2ステップよりオーバーに感度を設定して普通に撮るとよさそうです。

レッドスケール・フィルムは作るのが簡単だったり、撮り方も特に特別なことは無く、すごく簡単にできます。が、現像屋にはやっかいな代物のようです。できれば自家現像がいいと思います。ぜひMacchann式を!フィルムは楽しいねぇ♪

追加:DXコード対応のカメラを使っているのであれば、ISO400のフィルムをISO100のパトローネに詰め替えたら補正なしでちょうど2ステップオーバーにできますね。

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