ここ数年「終活」の話題を見聞きしないことがないぐらいのブームが起こってますね。 お墓や財産管理、お葬式の段取りなど終活準備は人それぞれですが、誰もが避けて通れないのが家財の整理です。 引越し経験がない家なんて、すごい量の荷物があったりしますよね。 そのすごい量の荷物の一端を担っているのが、アナログの家族写真ではないかと思います。
なかには「本当に大事な写真数枚以外はすべて処分!」なんて剛の者もいらっしゃるようですが、 たいていの方は「整理したいけど、選別するのは難しい」という気持ちでしょう。わかります。 大切にしたい思い出だからこそ、写真で記録しておいたんですよね。
そんな時、力になれるのがフィルムスキャンだと考えています。
35mmカラーフィルム24枚撮のネガを弊社竹コースでスキャンした場合、DVD1枚におよそネガ37本分、 900枚ぐらいの写真データを保存することができます。 SDカード・USBメモリー・HDDならもっと保存できます。 抵抗がなければ、クラウドサービスを利用してデータ保存する手もあります。 スキャンしたデータとネガフィルムだけならば場所をとらないので、泣く泣く手放す必要もありません。
スキャンしたデータは、今あるネガフィルムや紙焼き写真の状態より劣化することはありません。 むしろスキャンしたデータの方が、経年劣化した紙焼き写真より色鮮やかな場合だってありますし (徒然小ネタ集の「フィルムスキャンの力」をご覧ください)、パソコンが得意な方は画像加工ソフトを 使い自身の手で退色処理をすることも可能です。弊社でもオプションで退色処理を行っています。
古い写真をデジタル化するからこそできるお楽しみだってあるんです。この話はまた後日。