ここ数年「終活」の話題を見聞きしないことがないぐらいのブームが起こってますね。 お墓や財産管理、お葬式の段取りなど終活準備は人それぞれですが、誰もが避けて通れないのが家財の整理です。 引越し経験がない家なんて、すごい量の荷物があったりしますよね。 そのすごい量の荷物の一端を担っているのが、アナログの家族写真ではないかと思います。
なかには「本当に大事な写真数枚以外はすべて処分!」なんて剛の者もいらっしゃるようですが、 たいていの方は「整理したいけど、選別するのは難しい」という気持ちでしょう。わかります。 大切にしたい思い出だからこそ、写真で記録しておいたんですよね。
そんな時、力になれるのがフィルムスキャンだと考えています。
35mmカラーフィルム24枚撮のネガを弊社竹コースでスキャンした場合、DVD1枚におよそネガ37本分、 900枚ぐらいの写真データを保存することができます。 SDカード・USBメモリー・HDDならもっと保存できます。 抵抗がなければ、クラウドサービスを利用してデータ保存する手もあります。 スキャンしたデータとネガフィルムだけならば場所をとらないので、泣く泣く手放す必要もありません。
スキャンしたデータは、今あるネガフィルムや紙焼き写真の状態より劣化することはありません。 むしろスキャンしたデータの方が、経年劣化した紙焼き写真より色鮮やかな場合だってありますし (徒然小ネタ集の「フィルムスキャンの力」をご覧ください)、パソコンが得意な方は画像加工ソフトを 使い自身の手で退色処理をすることも可能です。弊社でもオプションで退色処理を行っています。
古い写真をデジタル化するからこそできるお楽しみだってあるんです。この話はまた後日。
再開にあたってスキャンの仕様が変わりました。スキャンできる範囲がニコンのSA-20よりも広くなり APS-H の全域をカバーできるようになりました。これがメリットです。逆にニコン純正アダプターでできていた自動フィルム送りが使えません。これらの状況から新料金は35mmと同様に一コマあたり40円で換算することにしました。
これを機にささやかなキャンペーンを行います。本日(2014/10/15)より今月内のご注文を以前の料金でご提供いたします。込み合う場合には、すべてのご注文をこなすために、納期が遅くなることがあります。あらかじめご了承ください。
コース | 通常価格 | キャンペーン価格 |
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15枚撮り竹コース | 600円 | 400円 |
25枚撮り竹コース | 1,000円 | 720円 |
40枚撮り竹コース | 1,600円 | 1,080円 |
参加してる実感が無いといえば確かにその通り。おそらくこの会の目的は撮ろう撮ろうと思いながらもなかなか重い腰が上がらない人達への一つの刺激策なんでしょう。あまりにも簡単な仕組みのピンホールカメラ、いつでもできるやとなかなか撮りませんね。いい機会です。
このイベントの開始当初からの投稿数をグラフにしてみました。
来年も参加しよう。
なんだかメーカーの撤退のおかげで路頭に迷う哀れなアンチデジタル、ほらねやっぱりフィルム無くなるでしょ、どうするの?かわいそうな銀塩ファンのように書いてしまいました。が、よーく考えてみると、今までメーカーの提供してくれるものの中だけでしか遊べてなかったことに気づかされた瞬間だったのではないでしょうか。135フィルムのような高性能で扱いが簡単すぎるフィルムに頼り切っていました。これからはカメラから感光剤から何でも自由なんです。工作し放題です。メイカームーブメントと被ってちょうどいいじゃないですか。
しかし、硝酸銀高いなぁ。銀に投資するのやめてもらえないかなぁ。
請求書での表記も外税にしますので、送料など税込価格のものと混在することになります。